AI(人工知能)では代替が難しい職種とは

技術力の進化に伴って、世界中の様々な仕事でAIが活用され始めています。利便性の向上など、事務作業を始めとした一部の仕事に影響が出る可能性も否定できません。
一方で、なくなる可能性が限りなく低いと言われるのが、デザイナーを始めとしたクリエイティブ系です。クリエイティブ系の職種はクライアントと打ち合わせをしながら進めて行く仕事も多く、その分野の能力だけでなくコミュニケーション力も求められます。途中で仕様の変更が起こるケースも珍しくないので、臨機応変な対応力も必要です。
プログラミングに沿った作業を行う人工知能では、こうした不測の事態に対処するのが難しいのは否めません。クリエイティブ系は、その場の状況に合わせて適切な判断ができる人間だからこそ活躍できる分野と言えます。

医療系も同様に、AIによる影響を受けにくい業界のひとつです。医療機器の進歩に伴って機械による自動化が進むイメージをもたれがちですが、これらは手術など一部の治療に限定されます。医師による診断や看護師の患者のケアなど、患者の体に直接触れる必要がある医療行為は、ちょっとした変化を見極められる人間の観察力が必要です。
同じ病気でも、人によって感じる痛みも違えば適切な治療方法も異なります。病は気からという言葉もあるように、人間の温かさが患者の心を癒して前向きな気持ちにできることも珍しくありません。こうした理由から、医療業界でも人間の力がなくなる可能性は低いと言えます。
(★AIでは代替が難しいと予測される職種とその理由など、AIに関する詳細な情報がこちらのサイトにまとめられています)